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パディントン2

INTRODUCTION

あの“紳士すぎる”モフモフクマと、愛すべきブラウン一家が帰って来る!

2014年に本国イギリスで公開されるや、『アナと雪の女王』のオープニング記録を破った『パディントン』。ペルーのジャングルから憧れのロンドンへやって来たクマがブラウン家の人々と出会い、慣れない都会暮らしで次々とハプニングを起こしながらも、家族の一員となっていくまでを描いた笑いと感動の物語だ。

おっちょこちょいだけれど、誰に対しても親切で礼儀正しく、どんな時も挨拶と感謝を忘れない“紳士すぎる”クマのパディントンが、観る人すべてを最高の笑顔に変えた。
そんなパディントン旋風は、ヨーロッパやアメリカ、そして日本にも上陸し、全世界興収328億円を超える大ヒットを成し遂げた。

あれから3年、そろそろ世界に幸せ成分が不足してきた今、モフモフのボディに赤い帽子とダッフルコートをまとったあの子が、「また会いたい」と願う人々の熱い声に応えて、とびきりの元気とマーマレードを届けに帰って来る!

今度は、落ち目の俳優にはめられる?
無実の罪でとらえられたパディントンを救え!

今やすっかり“ロンドンっ子”となり、ブラウン一家の人々と幸せに暮らしているパディントン。育ての親のルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、アンティークショップでステキな飛び出す絵本を見つける。世界にひとつの絵本を買うお金を貯めるために、働き始めるパディントン。
ところがある日、絵本が盗まれ、現場に居合わせたパディントンが、容疑者として逮捕されてしまう。それは、絵本に隠された秘密を知る、落ち目の俳優ブキャナンの仕業だった。有罪になったパディントンは、刑務所一恐ろしい囚人ナックルズと、まさかの友情を結ぶ。
果たして、パディントンはブラウン家の人々の助けを借りて、無実を証明することが出来るのか?
絵本の謎解きの先に待ち受けるブキャナンとの対決の行方は──?

英国とハリウッドを制する人気俳優
ヒュー・グラントが実力派俳優たちと豪華共演

前作に続きパディントンの声を演じるのは、『007』シリーズの“Q”役で高く評価されたベン・ウィショー。ブラウン家とご近所の人々にも、TVシリーズ「ダウントン・アビー」でおなじみのヒュー・ボネヴィル、オスカー最有力との呼び声の高い『The Shape of Water(原題)』で主演を務めるサリー・ホーキンス、『アイリス』でアカデミー賞®に輝いたジム・ブロードベントなど、前作の実力派俳優たちが再集結した。
さらなるパワーアップを遂げたキャスティングは、敵役ブキャナンに扮するヒュー・グラント。『ノッティングヒルの恋人』や『ラブ・アクチュアリー』で女性たちの心を奪った英国の本物の人気俳優が、嘘つきだけれど憎めない元人気俳優を茶目っ気たっぷりに演じている。また、恐ろしい囚人ナックルズに、『ハリー・ポッター』シリーズで知られるアイルランドの名優ブレンダン・グリーソンが扮し、最悪の出会いから始まるパディントンとの波乱に満ちた“友情物語”を盛り上げる。

英国が誇るベストセラーの実写映画化
『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーが
今だからこそ贈る大切なメッセージ

原作は40カ国語以上で翻訳され、全世界3500万部売上のベストセラー“パディントン”シリーズ。惜しまれながら2017年6月に91歳でこの世を去った、作者のマイケル・ボンドのスピリットを続編でも再び受け継いだのが、製作のデヴィッド・ハイマン。『ハリー・ポッター』シリーズや『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で知られる名プロデューサーだ。監督は、前作と同じくポール・キング。

ロンドンの名所を描いた飛び出す絵本に添って、今回も一度は訪れたい観光地がふんだんに紹介されるだけでなく、夢のような移動遊園地、気球による逃避行、壮大なスケールのトレイン・アクションなど、全編が色鮮やかでワイルドなクライマックスシーンの連続だ。

ハイマンは原作のスピリットを、“見かけで判断せず、国籍や種族の異なる相手を受け入れる”ことだと考えている。国と国の争いや移民問題が日々深刻になっている今だからこそ、パディントンという何もかもが違う存在を受け入れていく人々の美しい姿を描いたのだ。
大きな不安に満ちた世界を、小さなクマが幸せで包んでくれる感動のエンターテインメントが誕生した。